産別会議インデックス 吉田健二編
■目次
■ご案内
産別会議(全日本産業別労働組合会議)は、1946(昭和21)年8月19日、電産、国鉄、鉄鋼、機器、全炭など21単産、組合員163万人をもって結成された。産別会議は当時、組織系統では左派のナショナルセンターの位置にあり、右派の総同盟(組合員85万人)を凌駕し、2・1スト、労働立法の制定、産業復興、最賃制の確立、労働協約の締結など日本の労働運動をリードした。戦後初期、日本の労働運動は「産別会議の時代」であった。
産別会議は1958年2月、その歴史に幕を閉じた。当研究所は翌59年5月、産別会議記念会(代表・杉浦正男)より、本部事務局資料や単産資料など産別会議が発行・収集したいっさいの資料の寄贈を受けた。
この産別会議資料は現在、研究所における「戦後社会運動資料」のなかでも日農資料、総評資料、向坂逸郎文庫、鈴木茂三郎文庫などと並んで、閲覧請求が多い資料である。なお、産別会議資料の全容については、『大原社会問題研究所雑誌』第494・495号(2000年1・2月)を参照されたい。(吉田健二)
*産別会議資料は再整理のため閲覧を原則、停止していますが、一部資料は特別閲覧にて公開できるものもあります。閲覧をご希望の方は詳細をメールでお問い合わせください。
■産別会議資料分類番号
(1 原資料 11 本部関係)
111 幹事会 112 執行委員会 113 大会(年次・臨時) 1131 速記録・議事報告 1132 信任状 114 庶務記録 1141 報告・記録・通達 1142 会計 1143 往信・来信 1144 その他(組合名簿) |
115 各部資料 1151 調査部 1152 法対部(法律部) 1153 文化部(整理中) 1154 婦人対策部 1155 機関紙部 1156 教育部 1157 組織部 1158 その他 |
(1 原資料 12 単産関係)
1201 全逓 1202 印刷出版 1203 映画演劇 1204 電産 1205 石炭(全炭)炭協 1206 電工 1207 全日本機器(機器、金属、大金属) 1208 化学 1209 全鉄労 1210 自動車 1211 車輛 1212 港湾・海員 1213 木材・パルプ 1214 教育(全教) 1215 生保 |
1216 医協 1217 国鉄(東京) 1218 全日通 1219 水産・食品 1220 新聞単一(読売争議含む) 1221 金属鉱山 1222 全造船 1223 石油・ガス 1224 繊維 1225 銀行・金融(整理中) 1226 私鉄・交通 1227 全官公・全財 1228 進駐軍 1229 自治労連 |
(1 原資料 13 地方産別)
131 都道府県毎 | 132 ブロック産別(関東、東北など) |
(1 原資料 14 運動・争議)
1401 産別10月闘争 1402 メーデー 1403 産別民同 1404 読売争議(1220新聞単一に含まれている) 1405 2.1スト 1406 国鉄・海員スト 1407 生産管理闘争 |
1408 行政整理・企業整理反対闘争 1409 地域人民闘争(整理中) 1410 政令201闘争 1411 世界労連 1412 レッドパージ反対闘争(整理中) 1413 全労連・戦線統一 1414 その他 |
(1 原資料 15 大衆団体・友誼団体)
1501 産業復興会議 1502 経済復興会議 1503 労農連絡会 1504 民主主義擁護同盟 1505 教育復興会議 1506 平和擁護日本委員会(整理中) 1507 労農救援会(整理中) 1508 民主婦人協議会(整理中) |
1509 自立劇団協・職場スポーツ協 1510 日本民主主義文化連盟 1511 日本平和連絡会 1512 住宅復興会議 1513 関東食糧民主協議会 1514 石炭増産協会 1515 その他 |
(1 原資料 16 その他)
(2 コピー資料 2100 加藤閲男資料)
(2 コピー資料 2200 亀田東伍資料)
(2 コピー資料 2300 斉藤鉄郎資料)
(3 パンフレット 3100 産別会議)
(3 パンフレット 3200 加盟単産・単組)
(3 パンフレット 3300 全労連)
(3 パンフレット 3400 日本共産党)
(3 パンフレット 3500 日本経済復興協会)
(3 パンフレット 3600 労働省・厚生省)
(3 パンフレット 3700 その他)
(4 出版物)
(5 新聞切抜き)
(6 補遺)
※3 パンフレットのみ「産別会議旧蔵パンフレット」コーナーで公開中
更新日:2016年10月21日