高野岩三郎日記
高野岩三郎「日記」の概要
高野岩三郎(1871-1949)は、東京帝国大学教授から大原社会問題研究所の設立に参画、1920年に初代所長の就任。今日の研究所の礎を築きました。
「日記」(41冊)は、高野岩三郎により、大原社会問題研究所が創立される前年の1918(大正7)年より、1939(昭和14)年まで書かれたものが現存しています。戦前期の大原社会問題研究所の歴史を知る上で基本史料といえます。今回、3回目の渡欧の際の「西遊日誌」、東京帝国大学在学中の講義録も同時に公開しました。
利用のご案内
大原社会問題研究所では、高野岩三郎「日記」を将来にわたって保存していくために、2008年に脱酸・修復措置を行いました。その際併せて作成したPDFファイルを公開するものです。
公開している「日記」は、個人的な調査研究のためにご利用になる場合、閲覧・複写、翻刻・引用はご自由にできます。ただし、刊行物や放送等で「日記」を画像として掲載する場合は、たとえ部分的であっても研究所長宛てに利用申請をしてください。利用条件・手続きはこちらをご覧ください。
元の日記の各冊子ごとに一つのpdfファイルにしてあります。
日記に挿入されているメモ、名刺などは、それを付したままの状態(元の状態)、及び、はずした状態、挿入用紙表裏を見ることができます。
アドビ・リーダーが必要です。ない場合は、あらかじめインストールしておいてください(無料)。ダウンロード
参考文献
・高野岩三郎著 『かっぱの屁』(法政大学出版局、1971年) #「日記」抄録及び解説を掲載
・大島清著 『高野岩三郎伝』(岩波書店、1968年)
・法政大学大原社会問題研究所編 『大原社会問題研究所五十年史』(1970年)→html版
高野岩三郎日記一覧
第1冊 日記 大正7(1918)年
第2冊 日記 大正8(1919)年
第3冊 日記 大正9(1920)年
第4冊 日記 大正10(1921)年1月~6月
第5冊 日記 大正10(1921)年7月~12月
第6冊 日記 大正11(1922)年1月~6月
第7冊 日記 大正11(1922)年7月~12月
第8冊 日記 大正12(1923)年1月~8月
第9冊 日記 大正12(1923)年8月~12月
第10冊 日記 大正12(1923)年1月~12月
第11冊 日記 大正13(1924)年1月~7月
第12冊 日記 大正13(1924)年7月~12月
第13冊 日記 大正13(1924)年1月~12月
第14冊 日記 大正14(1925)年1月~7月
第15冊 日記 大正14(1925)年8月~12月
第16冊 日記 大正15(1926)年1月~5月
第17冊 日記 大正15(1926)年6月~9月
第18冊 日記 昭和2(1927)年
第19冊 日記 昭和3(1928)年1月~5月
第20冊 日記 昭和3(1928)年6月~12月
第21冊 日記 昭和4(1929)年1月~9月
第22冊 日記 昭和4(1929)年9月~12月
第23冊 日記 昭和5(1930)年1月~6月
第24冊 日記 昭和6(1931)年
第25冊 日記 昭和7(1932)年
第26冊 日記 昭和8(1933)年1月~6月
第27冊 日記 昭和8(1933)年7月~11月
第28冊 日記 昭和8(1933)年11月~12月
第29冊 日記 昭和9(1934)年1月~4月
第30冊 日記 昭和9(1934)年5月~11月
第53冊 日記 昭和9(1934)年11月~12月
第31冊 日記 昭和10(1935)年1月~7月
第32冊 日記 昭和10(1935)年7月~12月
第33冊 日記 昭和11(1936)年1月~5月
第34冊 日記 昭和11(1936)年5月~9月
第35冊 日記 昭和11(1936)年10月~12月
第36冊 日記 昭和11(1936)年1月~12月
第37冊 日記 昭和12(1937)年1月~6月
第38冊 日記 昭和12(1937)年7月~12月
第39冊 日記 昭和13(1938)年1月~6月
第40冊 日記 昭和13(1938)年6月~12月
第41冊 日記 昭和15(1940)年
第42冊 第3回西遊日誌1 1926年
第43冊 第3回西遊日誌2 1927年1月~4月
第44冊 第3回西遊日誌3 1927年4月~7月
第45冊 第3回西遊日誌4 1927年7月~11月
第46冊 通信控 大正15(1926)年
第47冊 通信控 昭和3(1928)年~4(1929)年
第48冊 通信控 昭和5(1930)年
第49冊 講義ノート商業史 和田垣謙三君講述
第50冊 講義ノート国際公法 秋月左都夫君口述
第51冊 講義ノート民法
第52冊 統計学
PDFファイル作成 東京修復保存センター
2009年6月20日公開