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主要刊行物一覧

『日本労働年鑑』

1919年、研究所の創立とともに編集を開始し、翌1920(大正9)年に第1集を刊行したもの。その時点における日本の労働運動、社会運動、社会・労働問題の状況を客観的に記録している。戦中・戦後の約10年は中断を余儀なくされたが、1949年に復刊し今日にいたっている。専門年鑑としては日本でもっとも長い歴史を有する。第35集以降は労働旬報社(現在は旬報社と改称)から刊行。

『マルクス経済学レキシコン』

マルクスとエンゲルスの諸著作、遺稿、書簡などから、重要な概念や問題点についての理解に役立つ叙述を問題別に系統的に収集・整理したものである。左右の見開きページに原語と日本語の翻訳が対照しうるように収録されている。競争、方法、唯物史観、恐慌、貨幣、索引など全15巻、大月書店刊。1985年9日完結。なお1973年10月、ドイツ、アウヴァーマン社より『マルクス経済学レキシコン』(ドイツ語部分のみ)刊行。1995年5月、大月書店より、日本語部分のみ『普及版マルクス経済学レキシコン』として刊行された。

『大原社会問題研究所雑誌』

単なる研究所の紀要でなく、社会・労働問題の月刊専門研究誌として、内外の研究者、とくに若手研究者の力作の投稿を歓迎している。
「大原社会問題研究所雑誌」

『日本社会運動史料』

1969年、研究所の創立50周年を記念して開始した事業。研究所が創立以来収集してきた日本の社会・労働運動関係原資料、機関紙誌等を復刻・公開するシリーズ。法政大学出版局刊。1998年3月現在で原資料編は『政治研究会・無産政党組織準備委員会』『労働農民党』など6冊、機関紙誌編は『マルクス主義』『労農』『土地と自由』『無産者新聞』など194冊の計205冊。法政大学出版局刊行。

『戦後社会運動資料』

戦後占領期における政党、社会・労働運動団体などの機関紙誌を復刻するもの。1998年3月現在、『民報 東京民報』『社会思潮』『社会主義』『政治経済通信』の6点を法政大学出版局より刊行。

『社会・労働運動大年表』

当初、1858年以降約130年間の歴史を労働運動、社会運動を中心に、政治・法律、経済・経営、社会・文化、国際の6欄構成で記録したもの。全項目に出典を明記し、さらに重要項目3,500余には、簡潔な解説を付した。戦前期1巻、戦後期2巻の計3巻と出典一覧と索引を含めた別巻の全4巻からなっている。1986年から87年にかけて労働旬報社より刊行。第1回(昭和61年度)冲永賞受賞。

『新版 社会・労働運動大年表』

前記の改訂新版を1995年6月に刊行した。新版は、1986年1月から1994年12月までを追補するとともに、旧版の記述のうちすでに古くなっている記述や参考文献などを訂正したものである。また、旧版では全4冊であったものを、本文全1冊、索引2冊の2分冊とした。これによって、1858年から1994年までの年表・解説が全1冊に収められ、『索引』も全面的に改訂した結果、内容的に充実しただけでなく、利用が一段と便利になった。年表項目35,000、解説項目5,200。労働旬報社より刊行。

『日本の労働組合100年』

大原社会問題研究所創立80周年・法政大学合併50周年を記念して編集され、1999年に刊行された、850頁を超える大冊である。全体の構成は、労働組合史自体の叙述を中心とする本体部分と、その叙述を裏付ける資料編からなる。労働組合史の叙述は、これまで例を見なかった編年式叙述のかたちを取り、各年がどのような特徴をもったとしであるかが分かるように工夫した。その本体は、各年の組合史およびその背景となる情勢、見落とせない社会諸運動などの叙述とともに、運動にまつわるエピソードや出来事、出版物、人物の紹介などを時に写真入りで掲載し、多面的かつビジュアルに編纂した。資料編は、本体の裏付けとなる研究所所蔵貴重資料などのほか、組合組織などの変遷図、問題別年表、長期統計資料など、豊富な資料を盛り込んだ。今後、日本の労働組合史研究にとって、本書はその基礎的出発点になりえるものである。旬報社刊。
「日本の労働組合100年」

『大原社会問題研究所雑誌(復刻版)』

研究所創立80周年・法政大学合併50周年を記念した復刻・刊行を開始した。戦前期、1923年8月から1936年8月まで発行され、日本における社会科学研究成果の発表誌として、きわめて注目された雑誌である。『日本労働年鑑』とともに、戦前の大原社会問題研究所の2大刊行物である。全12巻で、2000年5月に第1~3巻を刊行し、2001年1月に第11~12巻を刊行して完結。日本経済評論社刊。 「大原社会問題研究所雑誌(復刻版)」

『日本社会労働運動資料集成』

協調会史料公開の一環として、協調会労働課・情報課が保存していた史料に、『協調会誌(稿本)』、協調会機関紙『協調』全号および資料解題、収録リスト一覧、検索用 CD-ROMを付して、収録史料が使いやすいように編集したマイクロフイルム全114リール。2000年9月、柏書房刊。2002年に第Ⅱ期として全60リールを刊行。

『日本労働運動資料集成』

戦後60年の日本の労働運動の歴史。大原社研が所蔵する膨大かつ貴重な史・資料を体系的に集大成。2005年12月に第1回配本開始、2007年5月の第5回配本で完結。旬報社刊。

『社会労働大事典』

開国から現在まで、わが国の150年にわたる社会・労働問題を解説。2011年、旬報社刊。

『大原社会問題研究所叢書』

1. 舟橋尚道編『現代の経済構造と労使関係』(総合労働研究所、1984年)
2. 早川征一郎他編『電機産業における労働組合』(大月書店、1984年)
3. 大原社研編『現代の高齢者対策--高齢化社会の就業と公共政策』(総合労働研究所、1985年)
4. 大原社研編『労働の人間化--人間と仕事の調和をもとめて』(総合労働研究所、1986年)
5. 二村一夫『足尾暴動の史的分析--鉱山労働者の社会史』(東京大学出版会、1988年)〔日本労働協会 第12回労働関係図書優秀賞受賞〕
6. 中村圭介/佐藤博樹/神谷拓平『労働組合は本当に役に立っているのか』(総合労働研究所、1988年)〔第3回(昭和63年度)冲永賞受賞〕
7. 大原社会問題研究所編『《連合時代》の労働運動--再編の道程と新展開』(総合労働研究所、1992年)
8. 大原社会問題研究所編『労働の人間化の新展開--非人間的労働からの脱却』(総合労働研究所、1993年)
9. 早川征一郎著『国・地方自治体の非常勤職員』(自治体研究社、1994年)
10. 小沢弘明・佐伯哲朗・相馬保夫・土屋好古著『労働者文化と労働運動--ヨーロッパの歴史的経験』(木鐸社、1995年)
11. 法政大学大原社会問題研究所編『証言 産別会議の誕生』(総合労働研究所、1996年)
12. 法政大学大原社会問題研究所編『韓国労使関係の展開と現状』(総合労働研究所、1997年)
13. 早川征一郎著『国家公務員の昇進・キャリア形成』(日本評論社、1997年)
14. 法政大学大原社会問題研究所『現代の韓国労使関係』(御茶の水書房、1998年)
15. 五十嵐仁著『政党政治と労働組合運動:戦後日本の到達点と二十一世紀への課題』(御茶の水書房、1998年)
16. 梅田俊英著『社会運動と出版文化:近代日本における知的共同体の形成』(御茶の水書房、1998年)
17. 横関至著『近代農民運動と政党政治:農民運動先進地香川県の分析』(御茶の水書房、1999年)
18. 大山博・炭谷茂・武川正吾・平岡公一編著『福祉国家への視座』(ミネルヴァ書房、1999年)
19. 法政大学大原社会問題研究所編『証言 産別会議の運動』(御茶の水書房、2000年)
20. 高橋彦博著『戦間期日本の社会研究センター――大原社研と協調会』(柏書房、2001年)
21. 大原社会問題研究所編・梅田俊英著『ポスターの社会史-大原社研コレクション』(ひつじ書房、2001年) 
22. 嶺学・時田純・季羽倭文子編著『高齢者の在宅ターミナルケア』(御茶の水書房、2002年) 
23. 梅多俊英・高橋彦博・横関至著『協調会の研究』(柏書房、2004年) 
24. 五十嵐仁著『この目で見てきた世界のレイバーアーカイヴス』(法律文化社、2004年) 
25. 法政大学大原社会問題研究所編『証言占領期の左翼メディア』(御茶の水書房、2005年) 
26. 鈴木玲、早川征一郎編著『労働組合の組織拡大戦略』(御茶の水書房、2006年) 
27. 法政大学大原社会問題研究所・五十嵐 仁編『「戦後革新勢力」の源流』(大月書店、2007年)
28. 法政大学大原社会問題研究所・嶺 学編『高齢者の住まいとケア-自立した生活、その支援と住環境』(御茶の水書房、2008年)
29. 法政大学大原社会問題研究所編『人文・社会科学研究とオーラル・ヒストリー』(御茶の水書房、2009年)
30. 法政大学大原社会問題研究所・鈴木玲編『新自由主義と労働』(御茶の水書房、2010年)
31. 法政大学大原社会問題研究所・早川征一郎著『イギリスの炭鉱争議(1984~85年)』(御茶の水書房、2010年)
32. 法政大学大原社会問題研究所・五十嵐仁編『「戦後革新勢力」の奔流-占領後期政治・社会運動史論1948-1950』(大月書店、2011年)
33. 横関至著『農民運動指導者の戦中・戦後-杉山元治郎・平野力三と労農派』(御茶の水書房、2011年)
34. 法政大学大原社会問題研究所・原伸子編著『福祉国家と家族』(法政大学出版局、2012年)
35. 法政大学大原社会問題研究所・菅富美枝編著『成年後見制度の新たなグランド・デザイン』(法政大学出版局、2013年)
36. 榎一江・小野塚知二編著『労務管理の生成と終焉』(日本経済評論社、2014年)
37. 法政大学大原社会問題研究所・原伸子・岩田美香・宮島喬編『現代社会と子どもの貧困-福祉・労働の視点から-』(大月出版、2015年)
38. 法政大学大原社会問題研究所・相田利雄編『サステイナブルな地域と経済の構想-岡山県倉敷市を中心に-』(御茶の水書房、2016年)
39. 西澤栄一郎・喜多川進編著『環境政策史-なぜいま歴史から問うのか-』(ミネルヴァ書房、2017年)
40. 法政大学大原社会問題研究所・榎一江編著『戦時期の労働と生活』(法政大学出版局、2018年)
41. 法政大学大原社会問題研究所・五十嵐仁・木下真志編者『日本社会党・総評の軌跡と内実-20人のオーラル・ヒストリー』(旬報社、2019年)
42. 法政大学大原社会問題研究所編『大原社会問題研究所100年史』(法政大学出版局、2020年)
43. 法政大学大原社会問題研究所・鈴木玲編著『労働者と公害・環境問題』(法政大学出版局、2021年))
44. 法政大学大原社会問題研究所・長原豊編著『「論争」の文体』(法政大学出版局、2022年)
45. 法政大学大原社会問題研究所・榎一江編著『無産政党の命運--日本の社会民主主義』(法政大学出版局、2023年)

 

 

 

 

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