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国鉄202億円損害賠償訴訟和解[労]1994.12.27

国鉄202億円損害賠償訴訟和解[労]1994.12.27

   1975年のスト権回復ストに対し,国鉄当局は国労と動労に202億円の損害賠償を請求して裁判を起こした.その後,国鉄の分割・民営化の推進の過程で,動労は労使共同宣言を締結し大きく路線転換した.当局はこれを評価し,86年9月3日,動労への訴訟を取り下げ,国労への損害賠償訴訟だけが残った.しかし,亀井静香運輸大臣を仲介役に,国労と国鉄清算事業団との折衝が非公式に進められた結果,94年12月27日に和解が成立した.和解条件は,(1)国労は国労会館の明け渡しを了承する,(2)清算事業団は損害賠償訴訟を取下げる,などである.〔参〕国鉄新聞1995.1.20.⇒1975[労]11.26,1976[経]1.31,1986[労]7.8.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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