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村山富市内閣[政]1994.6.30

村山富市内閣[政]1994.6.30

   羽田内閣の総辞職後,社会党をめぐり,自民党と連立与党とが綱引きする形となった.結局,村山社会党委員長を首相候補に担いだ自民党が勝ち,社会党は自社連立を選択した.一方,自民党を離党した海部元首相は,改新を基盤に自社両党造反者の支持を得たが,決戦投票で敗れた.片山内閣以来47年ぶりの社会党首班政権となった村山内閣は,自衛隊の海外派遣,小選挙区制区割り法案の成立,消費税率のアップ,年金支給年齢の65歳への繰り延べなどを行い,安保・自衛隊や日の丸・君が代容認など,社会党の伝統的な政策を大きく転換し,〈公約違反〉との批判を浴びた.〔参〕日本経済新聞社編《〈連立政権〉の研究》1994.⇒1994[政]7.28.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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