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ユーゴスラヴィア崩壊[国]1991.6.25

ユーゴスラヴィア崩壊[国]1991.6.25

   東欧諸国の影響を受け,90年,ユーゴスラヴィアの6つの共和国で,戦後初めて複数政党による自由選挙が実施された.旧共産主義者同盟系の政党が勝利したのはセルビアとモンテネグロのみで,他の共和国では民族主義的傾向の強い政府が成立した.この日,ユーゴスラヴィア連邦を構成するスロヴェニアとクロアチア両共和国議会があいついで独立宣言を採択した.92年1月15日にはECが両共和国を承認し,70年以上に及ぶ多民族国家ユーゴスラヴィアは実質的に消滅した.クロアチア共和国で内戦が起きたのをはじめボスニア・ヘルツェゴビナでも内戦が激化した〔参〕柴宜弘《ユーゴスラヴィアで何が起きているか》1993.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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