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JR労組再編[労]1991.5.23

JR労組再編[労]1991.5.23

   主として旧動労と旧鉄労により成立したJR総連では,本部役員は旧動労系が握る一方,JR西労組では旧鉄労系の本部批判派が多数を占めていた.90年の大会でスト権確立とスト指令権委譲の論議を本部が提起したことを機に分裂が始まり,JR関係労組の再編へと進展した.この日,JR西労組内の少数派だった旧動労系が分裂し,JR西日本労働組合(JR西労)を結成した.これに対し,本部批判派のJR西労組は7月4日に総連を脱退した.同様の動きはJR東海,JR九州でも起きた.12月6日には,総連脱退組のJR西労組が西日本鉄産労と組織統一し,新たな産別組合結成へ向け動き出した.〔参〕《日本労働年鑑》62集




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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