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都労委,国労救済命令[政]1988.2.16

都労委,国労救済命令[政]1988.2.16

   国労は全国の地労委に167件の不当労働行為の申し立てを行っていた.本命令はそれらに対する最初の決定で,<新宿車掌区事件〉につき,その救済を命令した.事件は,国労の田中博組合員が当局から国労脱退を迫られ,これを断ったため,報復として内勤車掌から電車乗務員に降格配転されたものである.JR東日本は,この命令を不服とし中労委に再審の申し立てをしたが退けられたため,89年1月に命令取り消しの行政訴訟を起こした.〔参〕佐藤昭夫〈国鉄分割民営化と不当労働行為〉(季刊労働法152号).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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