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石垣島新空港建設反対闘争[社]1986.8.1

石垣島新空港建設反対闘争[社]1986.8.1

   沖縄県石垣島の新空港建設計画は,1981年に県が決定し,86年には運輸省が設置を認可した.ところが当初の予定地であった白保地区は世界的にみても貴重なサンゴ群落があったことから,〈八重山・白保の海を守る会〉などの自然保護団体を中心として一坪地主運動などの反対運動が広がった.運動は国際的にも注目をあび,90年11月には国際自然保護連盟(IUCN)総会で建設計画の再考を求める決議が採択された.建設予定地はその後カーラ岳東側に移されたが反対運動は衰えず,90年11月に当選した大田昌秀知事は候補地選定に慎重な態度をとっている.〔参〕目崎茂和《石垣島・白保サンゴの海》1989.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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