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衆院定数配分違憲判決[政]1985.7.17

衆院定数配分違憲判決[政]1985.7.17

   この日,最高裁大法廷は,議員1人につき最大4.40倍の格差があった1983年12月総選挙の定数配分について,〈憲法の選挙権の平等の要求に反し,全体として違憲〉との判決をくだした.選挙無効の請求は棄却されたものの,寺田裁判長ら5人は,〈是正しないまま次の選挙が行われた場合は無効とすることもあり得る〉との趣旨の補足意見を述べ,国会に対して早期是正を強く求めた.最高裁大法廷が,改正以前の規定ではなく現行の配分規定を違憲とした判決はこれが初めてであった.〔参〕判例時報1985年10月号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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