法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   日米首脳会談[政]1983.1.17

日米首脳会談[政]1983.1.17

日米首脳会談[政]1983.1.17

   中曽根首相は,1月18日,19日の両日,レーガン大統領との初の会談を行った.このなかで大統領は,貿易・防衛摩擦解消のために日本側のいっそうの努力を求めた.これに対して首相は,日米関係を〈運命共同体〉と表現し,会談後の〈口頭声明〉の中でも,〈国情に応じた責任分担〉を表明してアメリカの要請に応える姿勢を示した.また,18日のワシントン・ポスト紙との会見で,〈全日本列島を不沈空母のようにし,ソ連のバックファイアー爆撃機の侵入に対する巨大な防壁を築く〉〈4つの海峡を完全に支配し,ソ連の潜水艦を通過させず,他の艦船の活動を阻止する〉などと発言し,国内での論議をよびおこした.〔参〕五十嵐仁〈総合安保戦略の展開とその変質〉(労働法律旬報1073号).⇒1983[政]11.9.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ