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北炭夕張新鉱争議[労]1982.8.21

北炭夕張新鉱争議[労]1982.8.21

   1982年8月,会社管財人の〈閉山・全員解雇〉提案に反対する組合は,’82年7月の炭労第98回定期大会で,(1)ヤマの再建,(2)労務債全額完済,(3)雇用条件の確保の再建3原則を決定.閉山提案が出ると直ちに抗議行動,総評も支援を決定.炭労は戦術上ひとまず閉山・新社移行を主張,夕張労組は紛糾の末2度目の大会でようやく炭労に交渉権一任を決定した.このあと労組は,夕張新鉱再開をめざす行動を展開したが,’83年7月27日の夕張新鉱労組全員大会で,炭労の再建断念の決定を受け入れ,同鉱は最終的に閉山に追い込まれた.〔参〕炭労ほか編《よみがえれ炭鉱の町 夕張》1982.⇒1981[文]10.16,1983[労]7.27.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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