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鈴鹿市役所事件判決[政]1980.2.21

鈴鹿市役所事件判決[政]1980.2.21

   男女昇格差別を争った事件での初の判決.市の女子職員が,勤続年数・年齢など同一の男子職員に比べて昇格差別があることを理由に,昇格していたならば支払われたであろう賃金との差額および慰謝料を請求した事件であるが,津地裁は,詳細な事実認定に基づいて男女差別の事実を認め,不法行為にあたるとして請求を認容した.その後,高裁で逆転敗訴し上告したが,一審判決より有利な条件で和解した.〔参〕労働法律旬報997号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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