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共通1次試験[文]1979.1.13

共通1次試験[文]1979.1.13

   過熱した受験戦争の緩和,1回勝負の学力検査の改善,入試での難問・奇問による悪影響の解消などをねらいとして,1979年1月から大学入学者選抜共通1次学力試験(共通1次試験)が5教科7科目を対象に同一試験問題で,全国一斉に実施された.出題には大学入試センターがあたり,コンピュータ処理のためにマークシート方式が採用された.各大学ごとの2次試験では,専攻に応じた能力や適性を測るために,〈脱偏差値〉をめざした小論文や面接・実技などを重視する傾向が強く,5回目の試験が終わった’83年春から見直し論が活発となり,’90年春の入試より共通一次試験は廃止され,私立大学も参加できる共通テスト(センター試験)となった.〔参〕本多二朗《共通1次試験を追って》1980.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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