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美濃部都知事・社・共・公委員長会談[政]1975.1.17

美濃部都知事・社・共・公委員長会談[政]1975.1.17

   1975年の都知事選は,公明党の与党化や保守の人選難から,美濃部3選が確実視されていたが,同和対策事業の〈窓口一本化〉をめぐる社共対立が’74年秋から激化したため,一転して混迷した.’75年1月17日,美濃部知事は社・共・公3党委員長に3選支持を要請したが,共産党は同和行政の不公正是正が先決として態度を保留.美濃部の不出馬声明が2月16日になされた.しかし,〈知事の同和方針が党方針と異なるも可〉との成田見解(2月19日)を契機に事態打開の動きが強まり,最終的には社共両党委員長・総評議長・中野好夫・野村平爾の5者トップ会談(3月11日)で社共共闘が修復され,美濃部の出馬となった.〔参〕《日本労働年鑑》46集.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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