法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   保利書簡[政]1971.11.10

保利書簡[政]1971.11.10

保利書簡[政]1971.11.10

   自民党の保利茂幹事長は,1971年11月訪中した美濃部亮吉東京都知事に周恩来首相宛書簡を託した.北京政府が中国の合法的政府で,台湾は中国国民の領土だとの認識に立って,政府間交渉の道を開きたい,とするもの.しかし唯一の政府という言葉がなく,2つの中国の論理を残しているとして,周恩来は受け取りを拒否.自民党幹事長が極秘に革新都知事に書簡を託したことは,自民党内部の反発を招く一方,都知事と支持団体の社共両党との間にも,微妙なしこりを残した.〔参〕太田久行《美濃部都政12年》1979.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ