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西独,ブラント政権[国]1969.10.2

西独,ブラント政権[国]1969.10.2

   東方外交を中心とした連立政党間の政策の不一致,総選挙でのSPDの伸び,FDPの革新路線化を主要因として,W.ブラントを首相とする社民・自民連立内閣が成立した.同内閣は議席比・閣僚比からしてSPD主導政権で,41年ぶりのSPD首相内閣でもあった.内政の民主化・近代化,社会福祉の充実,友好的近隣関係の確立というブラント政権発足時の公約は,東西デタントの進行,西ドイツ経済の安定成長という条件に支えられ,相当実現した.ブラント首相は’74年7月東独スパイ事件で引責,辞任したが,SPD主導政権は’82年9月まで存続した.〔参〕山本佐門〈歴史的実験としてのドイツ社会民主党主導政権〉(北海学園大学・法学研究19巻3号).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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