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沖縄全軍労24時間スト[労]1969.6.5

沖縄全軍労24時間スト[労]1969.6.5

   月額約35ドルの賃上げのほか,(1)総合労働布令廃止,(2)空軍従業員約150人の解雇撤回,(3)ベトナム行き停止を要求し,24時間以上のスト決行をきめた全軍労(5月25日,臨時大会)に対し,米軍側(ジェイコブソン全軍合同労働委員会委員長)はスト態勢下の団交には応じられないとし,空軍の人員整理の必要を強調した(5月27日).全軍労中央闘争委は6月5日24時間スト突入を決定した.当日米軍は着剣でピケに対し,米陸軍牧港地域ではスト支援の安里積千代立法院議員と組合員6人が武装米兵の銃剣で負傷する事態が発生した.ストライキに対する武力行使は県内各界各層の鋭い反発を生んだ.〔参〕上原康助《基地沖縄の苦闘――全軍労闘争史》1982.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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