法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   公害白書[政]1969.5.23

公害白書[政]1969.5.23

公害白書[政]1969.5.23

   1967年8月に公布された公害対策基本法は,〈政府は,毎年,国会に,公害の状況及び政府が公害の防止に関して講じた施策に関する報告を提出しなければならない〉と定めている.公害白書は,この年次報告の通称であり,1969年に初の白書が発表された.これにより,深刻な様相を呈している公害の現状と公害防止のための諸施策が明らかにされ,広く国民各層の公害問題への理解と関心をたかめるうえで重要な役割を果たすこととなった.なお,’71年7月1日の環境庁発足に伴い,’72年5月からは《環境白書》と通称されることとなった.〔参〕桝原勝美〈「公害白書」にみる今日の公害――美しき自然とよき環境を〉自治研究1969年7月号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ