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第2次資本自由化[経]1969.3.1

第2次資本自由化[経]1969.3.1

   1960年代前半からの貿易の自由化,’64年の為替の自由化につづいて,’67年からは資本の自由化という形で日本経済の開放が進められた.’69年3月に実施された第2次資本自由化(対内直接投資自由化)は,日本企業の国際競争力の強い業種から徐々に自由化を進めるという資本自由化方針にもとづいて,50%対等合併方式を160業種で,また100%完全自由化を44業種まで拡大した.資本の自由化はこれ以後も順次進められ,’73年5月(第5次資本自由化)からは100%完全資本自由化が原則とされ,5つの非自由化業種が残されているだけになっている.〔参〕松井清編《資本の自由化》1970.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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