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沖縄全軍労臨時大会[労]1969.1.12

沖縄全軍労臨時大会[労]1969.1.12

   ベトナム爆撃のため嘉手納基地に常駐しはじめたB52が1968年11月19日,墜落炎上し甚大な被害を県民に与えた.これより先,同年9月には那覇軍港でコバルト60が検出され,県民のいのちとくらしの危険を追放するために結成された〈B52撤去,原潜寄港阻止県民共闘会議〉(生命を守る県民共闘)の2・4ゼネスト決定をうけて,全軍労は臨時大会を開き,スト権を確立した(投票総数237,賛成223,反対13,白票1).この前日公布された〈総合労働布令〉のピケ・集会・デモなどの禁止,違反者への重刑規定に抗してのスト権確立であり,全軍労の運動のなかでひとつの重要な画期をなした.〔参〕福木詮《沖縄のあしおと》1973.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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