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健保特例法改正[政]1967.8.2

健保特例法改正[政]1967.8.2

   第55特別国会に提出され,審議未了,廃案になった健保法等臨時特例法案は,1967年7月の第56臨時国会に再提出された.8月18日に成立をみた健保特例法改正は,(1)保険料率を1000分の7引き上げる,(2)初診時,入院時の一部負担をそれぞれ2倍に引き上げる(200円,60円),(3)外来分薬剤投与1剤1日分15円の本人負担を新設するという内容であった.料率の引上げは1000分の5に修正され8月から,一部負担は9月から2年間の時限立法で施行された.’65年来健保改悪反対運動が高揚したため,この法案を通すことだけで臨時国会が召集され強行採決で成立させたといういわく付きのものである.〔参〕〈日本労働年鑑》50集.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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