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日本鋼管新社員制度[経]1966.4.1

日本鋼管新社員制度[経]1966.4.1

   技術革新により職工間の職務内容が類似してきたり,工員の学歴水準が向上するなどから従来の職工間の身分制度が実態に合わなくなってきたため,1964年6月から社員呼称の暫定的変更を行い,社員・職工の呼称を廃止し,全従業員をすべて社員と呼ぶこととした.だが,管理上の区分の必要上から旧工員をA社員,旧職員をB社員と暫定的に呼んでいた.その後,’65年11月の労働組合からの社員制度改訂要求を受け,会社は’66年4月から職工間の管理上の区分をも廃し,社員の能力に基づく新社員制度を導入した.〔参〕折井日向《労務管理20年――日本鋼管(株)にみる戦後日本の労務管理》1973.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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