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三矢研究[政]1965.2.10

三矢研究[政]1965.2.10

   防衛庁統合幕僚会議の1963年2月1日付極秘文書〈昭和38年度総合防衛図上研究〉にもとづいて,2月1日から6月30日まで行われた図上演習.朝鮮半島に発生した武力紛争が日本に波及する場合を想定したものである.〈仮想敵国〉の想定・国家総動員対策の確立・政府機関の臨戦化などを骨子とする非常事態研究は,制服組が行った有事法制研究としては最高の達成度とされている.なお,9月14日,極秘文書であった〈三矢研究〉の漏えいに対する責任を問われて,三輪防衛事務次官以下26人が注意・戒告などの処分に付された.〔参〕福山秀夫《自衛隊》1984,労働法律旬報568号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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