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全国金属の統一要求・統一闘争[労]1961.3.18

全国金属の統一要求・統一闘争[労]1961.3.18

   1960年の第11回大会で,(1)5000円以上の賃上げ,可能なかぎり大幅一律,(2)最低賃金制全国一律8000円,(3)年少婦人労働者から1万円以下をなくす,の産業別統一要求をかかげ,金属労働者全体の賃金水準の引き上げに目を向ける戦略的観点を明らかにした.875支部,11万人以上が参加し,4波にわたる統一スト,地本・地域の集会,デモもかつてない盛りあがりをみせた.5000円以上要求は,571支部(人員の70%以上)に達し,春闘相場といわれた公労協の3000円水準を450支部が上回った.企業,幹部中心の闘いを統一闘争に発展させた点で積極的意義があった.〔参〕《全国金属30年史》1977.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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