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社会党再建同志会[政]1959.9.14

社会党再建同志会[政]1959.9.14

   1959年の統一地方選挙,参院選挙で不調だった社会党内では党再建問題をめぐって論争が激しくなり,党の安保闘争方針にも,西尾末広ら党内右派が公然と批判を始めた.第16回党大会で西尾を統制委員会に付託する決議案が可決され,西尾派は9月16日党再建同志会の結成に踏み切った(衆院21人,参院12人).議会主義の堅持,共産主義との対決を趣意書に掲げた.和戦両様の構えで臨み,党中央との妥協工作を進める一方,再建同志会への抱きこみや,地方組織づくりに取り組み,党中央の再建同志会解散要求には応じなかった.広範な勤労者層の結集をめざす新党づくりが準備された.〔参〕楳本捨三著《民社党15周年史》1974.⇒1959[政]11.30




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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