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愛媛県教組勤評闘争[労]1957.12.9

愛媛県教組勤評闘争[労]1957.12.9

   前年に勤評を強行,不当な処分を加えた愛媛県教委は,文部省の指導と自民党県連の援護のもとで10月16日,1957年度の勤評実施を決定した(提出日は11月9日).勤評反対の全組合員参加の総決起大会の成功(10.27),地評の〈共闘テント〉の設営(10.30),日教組の〈教育を守る中央集会〉の開催(11.4)と日教組の指示による愛媛への全国オルグ,地教委・県教委への連日の集団交渉が展開され,評定書の提出は2割の学校にとどまった.県教委は提出期限を11月30日,12月10日と延期し,業務命令と処分の脅迫で提出を迫った.県教組は〈今後の勤評の検討,今次闘争の処分を行わず〉との県会議長の斡旋を受諾し,闘争を収拾した(12.15).〔参〕《日教組20年史》1967.⇒1957[文]12.20.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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