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ウィーン・アピール[国]1955.1.19

ウィーン・アピール[国]1955.1.19

   世界平和評議会は,NATO理事会による原子兵器の装備とその使用の決定,西ドイツの再軍備促進,台湾海峡の緊張などの危機的情勢の下で,ウィーンで拡大執行局会議を開催した.この会議では,原子戦争に反対するウィーン・アピールの署名をよびかけ,これが署名運動となって,全世界で7億の署名を集めた.この運動は日本の運動にも大きな影響を与え,在日米軍基地の拡張・増強を原子戦争準備の一環としてとらえる視点が確立された.〔参〕日本平和委員会編《平和運動20年運動史》1969.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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