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平和経済国民会議[労]1953.12.14

平和経済国民会議[労]1953.12.14

   朝鮮休戦の動きとともに表面化した不況とMSA経済に対抗して,労働組合が〈国民の要求を取りあげて,国民とともに闘う〉という目的で〈平和経済計画〉の樹立をはかることが課題とされ,1953年4月経済専門家会議が開催され,社会保障委員会や産業別の委員会(たとえば電力委員会)でプランの検討が続けられたのち,’53年12月,労働組合代表や専門家が参加した第1回平和経済国民会議が開催された.地方においても同種の会議が開催された.しかし,その後総評内部の対立のため,同運動は低調となり,’54年には〈労働プラン〉樹立の活動も提起されたが,結局第2回大会は開かれずに終わった.〔参〕《資料労働運動史・昭和29年》.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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