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三鉱連〈英雄なき113日の闘い〉[労]1953.8.7

三鉱連〈英雄なき113日の闘い〉[労]1953.8.7

   三井鉱山の赤字を原因とする企業整備(6739人の希望退職等)に対する反対闘争.争議は合理化案発表から113日後,3464人の被指名解雇者中1815人を原職復帰させ組合側の勝利で終結.争議中,三鉱連は’52年の炭労63日のストの反省から全面ストをさけ,部分スト,保安遵法闘争などたくみな戦術を駆使した.特記されるのは争議中幹部請負闘争を廃し大衆闘争を重視したことである.大衆闘争の方針は争議終結後,職場闘争として再展開された.また,113日闘争の勝利は,中央レベルにおける経営の社会化をめざす経営参加運動(のちに経営方針変革闘争・長期計画協定闘争)へのはずみとなった.〔参〕三鉱連編《英雄なき113日の闘い》1954.⇒1955[労]6.15.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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