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総同盟解散[労]1951.3.28

総同盟解散[労]1951.3.28

   総同盟は1950年11月30日から4日間開いた第5回大会で翌年3月を目標に総同盟を発展的に解消し,単産ごとに総評に加盟する方針を決定,これにもとづき’51年3月28日第6回大会を開いて解散した.ただし,解散反対の右派は第5回大会での解散決定に先だち,総司令部のブラッティ労働課員が全繊同盟右派幹部を非難したこと(ブラッティ書簡問題)の調査報告の採決をめぐって,議事運営が一方的だと抗議して会場から退場,松岡駒吉会長らは役員を辞任した.このため残留派が選出した重盛寿治会長代理・高野実総主事らが最後の執行部として解散準備にあたった.退場した右派は総同盟刷新強化本部を設置,事実上左右分裂となった.〔参〕《総同盟50年史》3巻,1968.⇒1951[労]6.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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