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メーデー復活[労]1946.5.1

メーデー復活[労]1946.5.1

   1935年メーデーを最後に戦争中中断していたメーデーが,敗戦により’46年5月1日,第17回メーデーとして復活した.全国で200万人が参加したといわれたが,東京では50万人の労働者と勤労大衆が皇居前広場に参集して〈はたらけるだけ食わせろ〉〈民主人民戦線即時結成〉などのスローガンを採択して,つぎのように宣言してデモ行進した.〈わが日本の労働階級は11年ぶりでメーデーに参加した.今日のメーデーこそ日本に初めての大きさと,初めての自由とに輝く歴史的メーデーである.……われわれは政府をとりかえなくてはならない.働く者の民主人民政府を打ちたてなくてはならない.そのためにまずわれわれは労働戦線を強固に統一しよう……〉.〔参〕絲屋寿雄《メーデーの話》1969.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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