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戦災者生活擁護同盟[社]1945.10.9

戦災者生活擁護同盟[社]1945.10.9

   松本健二・林百郎・高野実らが中心となり戦災者擁護運動の中央機関として結成.東京・銀座西三木ビル内に本部を置き,新潟県戦災者擁護同盟・横浜市戦災者同盟・福岡戦災者同盟などの結成を指導した.東京では戦災者100万人のうち11月上旬まで各町会を母体に百数十グループの結成をすすめ,2万数千人が加盟した.飯米基準配給量大人1日3合,工場寄宿舎・学校・兵舎の戦災者への開放,布団・釜鍋の配給などを掲げ,10月28日渋谷駅前広場での戦災者大会をはじめ各地で集会を開き,また東京都や厚生農林両省と交渉,バラック残留者の追立て禁止や地上権などを獲得した.〔参〕日本労農通信1945.11.15.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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