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沖縄戦[政]1945.4.1

沖縄戦[政]1945.4.1

   3月23日に沖縄上陸のための本格的な空襲を始めた米軍は,26日まず慶良間諸島を襲い,4月1日から沖縄本島への上陸を開始した.中部の嘉数での激戦をへて5月22日には首里の日本軍指令部が陥落,以後の戦闘は主として南部で,多くの住民を巻き込んで行われた.6月23日に日本軍指令官が自殺,7月2日には米軍が沖縄作戦の終了を宣言したが,散発的な戦闘などは年末までつづいた.日本側の戦死者は,本土出身兵7万,沖縄出身軍人軍属3万,一般住民10万の,計20万人に達した.沖縄戦は一般住民を巻き込んでの地上戦であり,またそのなかでは,日本軍による集団自決強要や住民虐殺が数多く発生した.〔参〕石原昌家《証言・沖縄戦》1984.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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