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古河電工日光電気精銅所争議[労]1942.9.14

古河電工日光電気精銅所争議[労]1942.9.14

   同精銅所では,9月7日,職工数人が嘆願書を作成して待遇改善運動を開始した.当初は,組長の承諾を得たうえで,工手会長を通して所長に嘆願しようとしたが果たせず,やむなく14日に所長に直接嘆願書を提出した.これに対し所長は,即答を拒否し,工手会長を通して嘆願するよう申し渡した.翌15日,厚生大臣との面接の可否を調査すべく上京していた職工より,面接可能との電報が入ったため,15日,16日に各職場ごとに職工に対し交渉参加署名を勧誘し,約1500人の署名を得た.しかし,これが警察に探知され,中心人物十数人が検束され,運動は中止させられた.〔参〕大原社研《太平洋戦争下の労働運動》1965.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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