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農地制度改革同盟[社]1939.11.29

農地制度改革同盟[社]1939.11.29

   戦時下における農民運動の連合組織.農地調整法・小作料統制令など戦時農業統制の進展に対応して農民組合の側から小作条件の改善,農地制度の改革を政府に要望した.社大党系の大日本農民組合(杉山元治郎),日本農民総同盟(片山哲),皇道会系の日本農民組合(平野力三),元東方会系の日本農民連盟(小山亮)が参加し,社会民主主義農民運動と右翼農民運動の〈統一戦線〉的組織であった.農地制度改革の三大目標として,土地の国家管理・小作料の適正化・家産制適正規模自作農創設の実現を掲げ,国会に農地国家管理法案を上程した.1942年3月7日東条内閣により解散させられた.〔参〕平野力三《農地改革闘争の歴史》1972.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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