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社会大衆党,排英運動[社]1939.7.11

社会大衆党,排英運動[社]1939.7.11

   天津租界問題東京会議の前日の7月5日,社大党は緊急常任中央執行委員会を開き,〈聖戦貫徹〉,排英運動展開の方針を決定し,これに基いて各支部に指示を発した.5日には,河上・亀井らは首相および海・陸・外相を訪問し,天津問題に関する現地当局の4ヶ条要求支持,援蒋政策の放棄を求める決議文を提出した.さらに7月15日常任中央執行委で,天津問題に関する臨時議会の召集,排英運動の具体化,日独伊軍事同盟締結の推進を決定した.そして,8月21日東京日本青年会館で排英大会(700人参加)を開催し,首相官邸ほかを訪問,決議文を提出した.独ソ不可侵条約締結後に,自然消滅した.〔参〕永井和〈1939年の排英運動〉(《昭和期の社会運動》1983).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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