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持越金山争議[労]1937.5.22

持越金山争議[労]1937.5.22

   中外鉱業経営の持越金山(伊豆)では,1936年5月の待遇改善要求争議の勝利のあと全従業員1300人により総同盟支部が結成された.翌’37年3月にガス爆発が発生し,そのあと従業員は救援作業に対する特別手当の支給を要求して怠業に入った.これに対して経営側が組合を弾圧すべく5月19日に277人の解雇を行ったため,以後激しい争議が展開された.争議は,6月13日の争議団と会社側暴力団・警官隊との大乱闘,6月22日の争議団突撃隊による会社重役邸への坐り込みなどで社会的に注目された.7月7日に県警察部の斡旋により,総同盟推薦の顧問1人をおく単独の従業員組合の結成,解雇手当等の支給を条件に解決した.〔参〕《静岡県労働運動史・資料上》1980.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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