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日本無産党[社]1937.3.18

日本無産党[社]1937.3.18

   1936年1月結成の労農無産協議会は,2月の総選挙で加藤勘十を当選させ,その後同会の政治結社化をめぐり社大党と対立する組織は認めないとする参加団体への配慮から,7月に個人加盟の新労協へと改組し,社大党との反ファッショ戦線をめざした.しかし社大党側の拒否にあい,’37年3月日本無産党と改称し独自の政党路線をとった(委員長加藤・書記長鈴木茂三郎).だが,日中戦争後孤立を深め,出征兵士家族の援助活動などで事態を切り抜けようとしたが,12月の人民戦線事件で結社禁止となった.〔参〕社会文庫編《無産政党史史料・戦前後期》1965.⇒1936[社]5.4,1937[政]12.15.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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