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労農無産協議会(労協)[社]1936.5.4

労農無産協議会(労協)[社]1936.5.4

   1936年1月,全評等合法左翼系8組合が労組法・小作法獲得全国労農大会を開き,実行委員会を結成した.これを戒厳令下の圧迫に対する恒常的組織とすべく,この日労農無産協議会が結成(委員長加藤勘十)された.これには戦線統一の妨げになるとの批判も強く,労協は一時的カンパニア組織で社大党と対立せずと弁明したが,6月の東京府議選では対立を顕わにした.社大党門戸開放要求運動のなかで,労協は9月4日社大党に無条件合同を申し入れたが拒否され,翌’37年2月第1回大会で全国的政党への転化をめざし,日本無産党となった.〔参〕塩田咲子〈反ファシズム全合同運動と全評〉(労働運動史研究59号).⇒1936[労]8.29,1937[社]3.18.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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