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全国大衆党[社]1930.7.20

全国大衆党[社]1930.7.20

   中間派の日本大衆党,社民党反動化防衛全国協議会によって結成された全国民衆党,東京無産党中心の無産政党戦線統一全国協議会が合同して’30年7月20日結成された.中央委員会議長麻生久,書記長三輪寿壮,顧問に高野岩三郎・堺利彦らが選ばれた.世界恐慌に伴なう大衆の窮乏化を反映して,帝国主義戦争絶対反対など戦闘的綱領をかかげ,農村窮乏打破闘争などを行った.自己を共同戦線党と位置づけ,12月の全国大会で全無産政党の合同を提唱して,翌年7月新労農党などと全国労農大衆党を結成した.〔参〕増島・高橋・大野《無産政党の研究》1969.⇒1931[社]7.5.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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