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総同盟11周年大会[労]1922.10.1

総同盟11周年大会[労]1922.10.1

   労働組合全国総連合運動がアナ・ボル論争の中で決裂した直後の1922年10月に大阪で開催された.論争の中で総同盟内でのボルシェビキ派の影響力が強まったことを反映し,大会の主要議案はボル派の拠点である関東労働同盟会が準備したもので,特に注目されるのは旧来の綱領を穏健に過ぎるとして改訂した点である.改訂綱領は,〈我等は労働者階級と資本階級とが両立すべからざる事を確信す.我等は労働組合の実力を以て労働者階級の完全なる解放と自由平等の新社会の建設を期す〉とうたった.また労農ロシアの承認や全国的産業別組合組織の断行に関する決議もこうした状況の反映であった.〔参〕《総同盟50年史》1巻,1964.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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