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日本農民組合(日農)[社]1922.4.9

日本農民組合(日農)[社]1922.4.9

   日本最初の農民運動全国組織.創立準備は1921年10月頃から杉山元治郎と賀川豊彦を中心に進められ,翌年1月組合結成に先立ち機関紙《土地と自由》が創刊された.創立時の理事長は杉山,理事は賀川・古瀬伝蔵・村島帰之・小川渙三.大会では,〈農は国の基であり,農民は国の宝である〉で始まる創立宣言と綱領及び22項目の主張を決定した.当初は,小作人の階級的組織としての性格は弱く,地主と小作人の協調を説く農本主義的性格が強かったが,小作争議の激化と組織的発展の中で戦闘化していった.〔参〕《農民組合50年史》1972.林宥一〈日本農民組合成立史論・I〉(金沢大学経済学部論集5巻1号).⇒1927[社]2.3,1928[社]5.27.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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