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日本郵船争議[労]1912.4.19

日本郵船争議[労]1912.4.19

   郵船機関部同志会は会社に対し待遇改善の要求を提出したが,神戸地区の他社普通船員もこの運動に合流し,組織も横断的な日本船員同志会と改称した.これに対し船主側は公然と切り崩しをはかったため,4月19日から3日間,横浜港で郵船6隻その他16隻の停船ストを敢行した.その結果,賃金1割増額などを獲得し船員側の勝利に終わった.わが国最初の船員ストであった.〔参〕《兵庫県労働運動史》1961.⇒1906[労]12.-,1915[労]4.26.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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