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社会政策学会第1回大会[文]1907.12.22

社会政策学会第1回大会[文]1907.12.22

   ドイツの社会政策学会にならい毎年1回大会を開き,社会問題のうち緊切な課題について討論が行われた.この日東京帝大法科大学で開かれた初の大会では工場法について討議が行われた.第2回以降のテーマは次の通りで,大部分は社会政策学会論叢として公刊され,当時の会員の問題関心の所在を示している.関税,移民,市営事業,労働保険,生計費,労働争議,小農保護,税制,官営及び保護会社,小工業,婦人労働,労働組合,中間階級,賃金制度並びに純益分配,小作,労働組合法.学会は思想的対立もからんでしだいに不活発となり,1924年12月の第18回大会を最後に自然消滅した.〔参〕《社会政策学会史料》1978.⇒1896[文]4.26.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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