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日鉄大宮事件[労]1899.11.8

日鉄大宮事件[労]1899.11.8

   労働組合期成会鉄工組合が行った紛議仲裁の唯一のケース.日本鉄道大宮工場鍛冶工場技手の不当な支配を糾そうとした8人の組合員が解雇されたことから,組合本部は会社に当たり,また世論に訴えたが,仲裁を拒否され,成果を上げえなかった.他方,会社は事態収拾のため親方職工的技手を追放し,また労務者管理の改善・強化を行った.この事件は翌年春の日鉄機械工待遇改善運動へと発展した.〔参〕池田信〈日本鉄道機械工の闘争〉(労働運動史研究62号).⇒1897[労]12.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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