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北海道旧土人保護法[政]1899.3.2

北海道旧土人保護法[政]1899.3.2

   アイヌは松前藩の場所請負制の下で特権商人の強制労働と産物の収奪に苦しみ,明治維新後は急増する和人に土地や漁場・狩猟場を奪われて民族滅亡の危機に陥った.1890年代,アイヌ問題の重要性が認識され,’99年3月アイヌ保護のために土地の特別貸下げなどをもった本法が制定されたが,開拓使時代以来の同化政策を基調としており,法の名称が端的に示すようにその差別的内容が問題となっている.〔参〕《新北海道史》3巻,1971.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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