法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   横浜船大工スト[労]1897.6.5

横浜船大工スト[労]1897.6.5

横浜船大工スト[労]1897.6.5

   横浜市を中心に久良岐・橘樹両郡の船大工360人の賃上げ要求ストライキ.彼らは6月5日に船大工組合を設立し,横浜船渠会社や大小20ヵ所の鉄工場で17日からストに入った.要求提出の相手となったのは請負人である棟梁たちで,工場と相談のうえで要求をうけいれた.横浜船渠だけが要求を拒否したが,東京船大工業組合の支援もうけた船大工の運動の結果,7月19日には日給73銭への上昇という妥協案が成立し,争議は船大工側の勝利に終わった.〔参〕《神奈川県労働運動史(戦前編)》1966.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ