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ドイツ社会主義労働者党(SAPD)[国]1875.5.22

ドイツ社会主義労働者党(SAPD)[国]1875.5.22

   1871年のドイツ帝国成立は,ドイツ統一問題をめぐるADAVとSDAPの対立を解消させた.また議会での協力と苛酷な弾圧は両党の接近を促し,’75年5月のゴータ大会で両党が合同して結成された.新綱領は両党の妥協の産物で,マルクスの厳しい批判を受けた.党は社会主義者鎮圧法による弾圧にも屈せず勢力を伸ばし,’90年2月の帝国議会選挙で得票率20%,35議席を獲得した.同法失効後,ドイツ社会民主党(SPD)に改称し,マルクス主義的色彩の濃いエルフルト綱領を採択した.〔参〕安世舟《ドイツ社会民主党史序説》1973.⇒1878[国]10.19.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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