法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   ワッパ騒動[社]1874.8.-

ワッパ騒動[社]1874.8.-

ワッパ騒動[社]1874.8.-

   酒田県(現,山形県)は旧藩主が県令として居座り,地租金納を布告せず,士族の開墾作業に農民を動員し,旧来通りの雑税徴収を続けるなどの政策をとった.このため,農民は1873年末から地租金納・雑税廃止・過納金の返還を要求し,村役人の不正を糾弾した.8月には1万人以上の騒動となり,指導者の名をとって〈金井県〉を自称した.9月には捕縛者百余人の奪回をめざした酒田襲撃も企てられ,金納・雑税廃止を実現させた.また,この実力行動を背景に,森藤右衛門らは政府への建白や裁判闘争を展開し,’79年12月までに過納金約8万円の還付を認めさせた.このたたかいに勝てば,ワッパ(弁当箱)一杯の銭が戻るとされたことから,この名がついた.〔参〕佐藤誠朗《ワッパ騒動と自由民権》1981.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ